※ 本メールは株式会社システム・ケイからの情報提供にご了承いただいているお客様にお送りしております。
長らく続くコロナ渦において、店舗での混雑検知や監視運用の無人化、遠隔からの映像確認など、今の時代を反映したニーズからのお問合せを多くいただいております。最近はAI搭載済みのカメラ、カメラ+AI装置、クラウド活用、など多くの解決手段が世の中に登場していますが、現場に見合った最適なソリューションを組み立てる上では、複数の候補の中から、精度・コスト・運用負荷などの項目を設けて比較検討を行う必要があり、中々一筋縄では行かない場面が多いです。そのため、まずはトライアル可能な箇所から実証実験的にスモールスタートし、候補として上がったものを実際に試してみる事をお勧めしています。
スモールスタートは、なるべくコストや労力がかからない形で進めたいのが多くのお客様の希望です。そこでアイディアとして、既設の監視カメラが存在している場合は、その映像を活用できれば最も負荷無くスタートできます。既設カメラは防犯目的で設置されているケースが多くありますが、AI搭載のエッジ端末を現地に設置する事で、以下の事が実現できます。
既設カメラを使用した現場ニーズの実現
実現したい事 |
追加する機能 |
実施内容 |
店舗での混雑検知 |
人物検出 |
カメラ映像から人を検出し、その数をカウント。必要あれば簡易アプリで閾値と連携しディスプレイなどに表示。 |
監視運用の無人化 |
モーション検知や人物検出、侵入検知 |
カメラ映像から指定したエリア内のモーションや人物、人物の滞留、指定エリア内への侵入を検知し、映像管理ソフトで通知 |
遠隔からの映像確認 |
映像管理ソフト |
現地に録画装置を設定し、インターネットに接続のみで外部から参照可能。固定IP不要。 |
※撮影条件により対応不可の場合があります ※アナログカメラの場合はエンコーダーの使用が前提となります
人や車など一般的なものに関しては、既に標準AIとして予め機器に搭載される形が増えております。開発が不要であり、検討候補も数十万円台から存在するのがこれまでとの大きな違いです。
また、このような感染症対策から波及する短期的な目的達成を見据えるのではなく、アフターコロナにおける店舗戦略やマーケティング、プロモーションの立案に向けた長期的な対策を取るとすると、来場者に関する多くの情報を収集する事が有効です。既設監視カメラを利用して以下の様なマーケティング情報収集・見える化を実現する事が可能です。
システム・ケイは映像活用ソリューションにおいて、構想の立案からPoC、カメラ等の製品選定、AI開発を含むアプリケーション開発、基盤製品のご提案まで幅広く対応可能です。既設カメラについても映像をいただければ二次活用の可否について分析いたします。お気軽にご連絡ください。
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