ナンバープレート認識システムにより、カーディーラーの接客効率が大幅にアップ

ナンバープレート認識システム"Vehicle Vision"を大手カーディーラーが採用、顧客来店時の接客効率が飛躍的に向上

ネットワークカメラ AXIS(アクシス)の導入事例 大手カーディーラー

企業名:大手カーディーラー(仮称)

所在地:岡山県岡山市

業種:小売業

アプリケーション:ナンバープレート認識システム

使用ネットワークカメラ:Q1755

課題

ナンバープレートと顧客情報を連動させ、顧客満足度を向上

今回、ナンバープレート認識システムを導入した大手カーディーラーは、メーカー直販の自動車販売会社として、岡山県内で年間5,000台以上の新車を販売しています。岡山県内には、十数店舗を展開していますが、店舗の実績を評価するための重要な指標として、顧客満足度があります。大手カーディーラーは、毎月、顧客アンケート調査を行い、満足度50%達成を大きな目標にしています。顧客満足度を向上させるために、大手カーディーラーは、2009年、ナンバープレート認識システムの導入を検討。大型拠点のひとつである本店で、AXISQ1755 2台とPMCのナンバープレート認識システム"VehicleVision"が、2009年7月から稼働しました。

解決策

ナンバープレート認識システム"Vehicle Vision"

PMCが開発したナンバープレート認識システム"VehicleVision"は、ネットワークカメラで撮影した映像を基に画像処理を行い、車両のナンバープレートを自動検知し、番号を読み取ります。システムは、WindowsPCとAxisネットワークカメラで構成されているため、従来のシステムに比べて、大幅にコストダウンを実現しました。
高精度の車番認識エンジンを搭載し、大型・普通・軽自動車のプレートの陸運支局名(漢字)、分類番号、かな、一連番号を認識することができます。車両の速度は、時速50km程度まで、照度は150lux以上という制約があり、プレートの認識率は、95%を達成しています。

効果

お客様を待たせず、効率の高い接客を実現

本店では、駐車場の入口に、お客様の車両が入ってきたときに、ナンバープレートを自動的に読み取り、担当の営業スタッフにインカムでお客様が来店したことをいち早く知らせています。これにより、営業スタッフは、お客様を待たせることなく、迅速に接客を開始することができます。また、お客様の来店を知らせるだけではなく、過去の来店情報、車検・法定点検・オイル交換・タイヤ交換などの車両のメンテナンス状況が画面に表示されるため、営業スタッフは適切な対応を行うことができます。システム導入以前は、どのお客様が来店したのかを、PCに手入力し、確認後に接客を開始していました。現在は、お客様の車両が駐車場に入ってくると同時に、担当の営業スタッフにインカムで連絡されるため、お客様を待たせることがほとんどなくなりました。顧客満足度は、平均的には30%程度ですが、本店では、42%を超えるところまで向上しています。

お客様の声

"大手カーディーラーのナンバープレート認識システムには、オートフォーカス機能を搭載し、16:9のアスペクト比を備えたネットワークカメラが不可欠でした。AXIS Q1755は、最適の選択だったと思います。"
(株式会社ピー・エム・シー 情報システム部 次長 重崎光輝氏)

ネットワークカメラはAXIS Q1755 2台を選択

本店駐車場には、AXISQ17552台が、PMCオリジナルのケースに格納され、設置されています。他のメーカーのカメラも比較検討されましたが、Axisネットワークカメラを選択した主な理由は、HDTVの高画質によりナンバープレートの認識が可能であり、システムに必要なオートフォーカス機能、16:9のアスペクト比を備えていたことでした。
大手カーディーラーは、日本全国に販売網を展開していますが、ナンバープレート認識システムを導入している店舗は、まだ珍しく、PCとAxisネットワークカメラというリーズナブルな価格のシステム構成には、多店舗からも関心が寄せられています。

CS向上のためにデータ分析にも着手

本店では、平日と土曜日・日曜日では、来店者数に大きな違いがあります。土日は、車両の出入りが激しく、当然、接客業務が多忙になります。
顧客満足度を向上させるには、曜日別、時間帯別の来場実績、天候・イベント開催と来場者数の関連、お客様の滞在時間、来店の頻度などのデータ分析を行い、営業スタッフの割り当てや接客業務に活かしていく必要があります。稼働後1年の現在は、まだ、分析業務に着手したばかりですが、今後、分析結果を活用し、1~2年後に、顧客満足度、引いては 販売実績向上につなげていけるように計画しています。

本店以外の各店舗への拡張も計画

「ナンバープレート認識システムにより、本店の接客業務は、飛躍的に改善されました。お客様来店と同時に、担当営業スタッフに必要事項が連絡されるため、お客様のお名前を呼びかけることができ、本日はオイル交換を予定されていますね、といった接客が可能になりました。
以前は、ダイレクトメールを発送するのも、半ば経験と勘によって行っていましたが、今後は、データ分析によって、月に1回がいいのか、3ヵ月に1回が適切なのか、ということも判断できるようになると思います。
たとえば、お客様の車両が3台続いてしまったときは、多少お待たせすることがあります。しかし、来店時刻の管理もできるため、一定の時間が経過したら、かならずお声がけするなどの対応も可能になりました。
お客様が新車の買い替えをするまでには、だいたい8年から10年のお付き合いが必要です。来店していただいたときに、あの店に行ってよかった、と思っていただけるように、今後もこのシステムを活かしていきたいと思います」(大手カーディーラー本店店長T氏)
大手カーディーラーでは、岡山県内の他店舗への展開を含めたシステムの拡張を計画しています。

この事例は、アクシスコミュニケーションズ株式会社が制作したものです